クラウドソーシングでライターを雇う際、地雷ワーカーを見極める方法
2020年4月9日
現在世の中に存在するクラウドソーシングサイトの多くはメンバー登録の際、特に審査などは行なっていません。
そのおかげで多くの人が、仕事を受けられるようになった一方、突然連絡が取れなくなったり、非常に低品質のものを納品してくるような、仕事をしているという自覚のない受注者、ワーカーも存在します。
我々、発注者はそういった受注者を見極め発注を行わなくてはなりません。
そこで、今回はきちんとした受注者の見極め方をご紹介します。
契約が完了する前に確認できる特徴についてご説明します。
まずは募集方法で記載した内容がきちんと書かれているか確認しましょう。
【応募方法】
下記をメッセージにてご回答の上ご応募ください
1:ライター歴、職歴(過去執筆された記事のURL)
2:自己アピール(200字以内)
3:最低週1回記事(2500文字~)を書けるかどうか
上に記載したのはこのサイトのライターの募集方法です。当サイト(クラウドソーシングNAVI)ではそれぞれの分野での受注経験のあるライター様に記事を書いていただいています。
このサイトの例で言えばライター歴、職歴、自己アピール文、最低週一回記事を書けるかどうかが書かれているかを確認してください。
たった3つの内容ですがこれができていない受注者は驚くほど多くいます。
年齢は○○歳です。
ライターとして、生きて行きたいと
考えております。
金融からアダルト、占い、ゲームと
幅広く対応しております。
最低○回は納品できます。
例えば、こういった応募文ですね。
1でライター歴、職歴に関する内容を聞いているにもかかわらず、過去に執筆したurlがないばかりか、職歴に関する内容も一切ありません。また自己アピール文も1文しかありません。
クラウドソーシングを使い始めの頃、こういった応募文を書くライターを何人か採用したことがありますが、全員とは言いませんがもう一度依頼をしたくなるような人はあまりいませんでした。
質の低い受注者からの応募を避けるにはいくつか方法があります。
当然ながら基本的に、低い単価の案件にはそれなりの受注者からしか応募が来ません。ある一定以上のラインまでは単価を上げれば上げるほど、質の高い応募が集まるでしょう。
次に募集条件を厳しくすると良いでしょう。
ここでの募集条件は「ライターとしてやる気のある人」といったような抽象的なものではなく数値ではっきり分かるもので提示すると効果的です。
例えば「100件以上の受注実績がある人」「NDA締結済みの人」とかですね。
こういった風に具体的なハードルを設けることで質の低い受注者からの応募を避けることができます。
反面、募集人数が集まりにくくなるため、単価を上げながら行うとより効果的です。
いかがでしたか。
応募文がきちんとかけているからといって良いライターであると言い切ることはできませんが、選考を行う上で一つの指標にはなるのではないでしょうか。
上手な選考を行い、クラウドソーシングをうまく使いこなしましょう。