シュフティで記事外注をするメリットデメリット

いまでは、10以上あるといわれているクラウドソーシングサイト。

そのなかでも主婦層や副業目当てでクラウドソーシングを始めている人に人気となっているクラウドソーシングが「シュフティ(shufti)」です。

では、シュフティで記事(ライティング)を外注するのは、どんなメリットがあってどんなデメリットがあるのでしょうか?発注者必見の内容を説明していきます。

シュフティで記事外注をするメリットは?

まずは、シュフティで記事外注するメリットからみていきましょう。

主婦目線の記事が欲しいときにワーカーが多い

記事などの案件を発注するクライアント側だけでなく、仕事をしたいワーカー側も登録は無料で誰でもできます。そのため性別や世代などは幅広くいるものですが、「シュフティ」というネーミングもあって、主婦の方を中心にワーカー登録者がいるとされています。

以前、とあるテレビ番組で主婦向けのおすすめ副業としてシュフティが紹介されていたのも大きいかもしれません。

そのため、主婦ならではの目線で記事を書くことができ、例えば・・・

・子育て奮闘記

・ママ友との付き合い方

・おすすめのダイエット法

・化粧品やサプリメントなどのクチコミレビュー

・Instagramの使い方などトレンド記事

など主婦目線や女性ならではの目線での記事が欲しい場合、よりレベルの高いライターを雇える可能性が高いといえます。

より低単価で発注できる可能性がある

シュフティには、主婦をはじめ、専業ではなく副業でお金を稼ぎたいという人が多い傾向があります。

そのため、一概には言えないのですが、比較的低単価の案件でも募集が集まりやすいです。

もちろん低単価になればなるほどライティングレベルも落ちてしまうものですが、他のクラウドソーシングサイトに比べれば、比較的安い案件でも引き受けてくれるような本格的ではなく(言い方はよくないですが)片手間で仕事をちょっとしたいので、ある程度低単価でもやってくれるようなワーカーが多いのです。

ここ1~2年でクラウドソーシングは一気に普及していることもあり、クラウドワークスやランサーズなどの大手クラウドソーシングは特に単価が上昇気味ですが、シュフティは、まだそれほどメジャーではないマイナークラウドソーシングサイトなので、感覚的には2~3割程度低単価なものも多い傾向があります。

大量募集や常時募集が可能

多くのクラウドソーシングサイトでは案件を募集する際に人数を定める必要があったり、募集期間を設定する必要があります。

シュフティでももちろん人数を定める事(2名募集など)や募集期間を定める事(〇月〇日まで)とすることもできますが、「大量募集」や「常時募集」と設定することも可能なのです。

そのため、人数をとにかくたくさん応募して欲しい場合は上限を設けず「大量募集」と設定できますし、登録制などで常に登録者を増やしたい案件などでは「常時募集」と常に応募し続けることもできるわけです。

ワーカー側の手数料が安いため、登録数が増えている

大手クラウドソーシングに比べて、シュフティはワーカー側が報酬受け取りの際に取られる手数料利率が低いこともメリットになります。

具体的には、クラウドワークスは報酬額の20%が手数料になるのに対して、シュフティは10%となります。

もし、10,000円の報酬となる案件ならクラウドワークスなら20%の2,000円手数料で撮られるので受取額は8,000円になるのに対して、シュフティは10%なので1,000円の手数料、9,000円となるわけです。

そのため、近年の副業ブームもあってシュフティ登録数も増えているとされています。登録数が多ければ案件を閲覧する数も増えるわけですからより良いワーカーを見つけやすくなります。

また、このように手数料が安いことで、もともとの単価が他のクラウドソーシングより安く設定されていても、受けとる報酬額を考えて、安く設定していても受注するワーカーが多いのではないでしょうか。

シュフティで記事外注をするデメリットは?

ここまでシュフティで記事外注をするメリットを説明してきましたが、やはりなんでも表があれば裏があるもの。シュフティを利用するデメリットはどんなものがあるのでしょうか?

やはりメリットだけでなく利用する際はデメリットも知っておくことも大事ですからね。

専業で行っているプロ級のクラウドワーカーが少ない

シュフティはネーミングのせい(おかげ?)なのか、ワーカーとして登録している層が主婦を中心に、副業でちょっとお小遣い程度を稼ぎたいという人が多いとされています。

そのため、記事を外注しても、SEO施策やライティング技術がプロ級とは言えない初心者ワーカーが多い傾向があるのです。

もちろん初心者ならではのライティングというのもメリットはあるものなので必ずしも否ばかりではありませんが、例えば専業で行っているようなプロ級のクラウドワーカーの場合、クライアント側は見積設定やワードプレスの細かな使い方などそこまでレクチャーしなくてもやってもらえる場合もあり、シュフティだと初心者が多いので一からきちんとレクチャーをする必要がある場合が多くなります。

クラウドソーシングサイトの中ではマイナーサイト

やはり大手のクラウドソーシングサイトといえば、上場もしている「クラウドワークス」と老舗の「ランサーズ」となります。クラウドワーカーは複数のクラウドソーシングサイトを登録しているため、各サイトで案件を見比べながら自分に合った案件を見つけるわけです。

そのため、シュフティは比較的マイナークラウドソーシングサイトといえますので、熟練のクラウドワーカーでも登録をしていない人も多い傾向があります。

サポート体制が若干弱い

シュフティにも他のクラウドソーシングサイト同様、Q&A(よくある質問)やネットから問い合わせをすることもできます。ただ、クチコミを見ているとシュフティ側からのレスポンス(返答)が遅かったなんて声も目立っており、サポート体制が盤石とは言えなそうです。

報酬の受け取り方法が度々改変されてしまっているのもちょっと不安なところです。

初心者すぎるワーカーも存在しやすい

これもシュフティというネーミングのせいですが、何も主婦がそうとは言いませんが、あまり仕事意識が高くなく、気軽にちょっとお金を稼ぎたいなんてワーカーも少なくありません。

そのため、なかには「途中で仕事を投げ出してしまう」「あまりにも安い案件で引き受けてくれたものの、途中で無理と言い出す」など初心者で仕事意識があまり高くないワーカーを拾ってしまう(応募してくる)可能性があるわけです。

ワーカーにあまり稼げないというイメージが付いてしまっている

クラウドソーシング創世記では驚くほど安い単価の案件がはびこっていました。登録者数も増え、クラウドソーシングの認知度も上がりつつある今、単価も高くなりつつありますが、そのなかでもシュフティは10円案件のような超低単価案件もまだまだあります。

ゆえに昔からクラウドソーシングをしているワーカーだと特に「シュフティ=安い」というイメージが付いてしまっており敬遠している人も少なくありません。

まとめ

今回はクラウドソーシングのひとつ、シュフティについてメリットデメリットをお届けしました。

最近はクラウドソーシングブームもあり、大手では特に案件が溢れていますが、シュフティはまだそこまでではありません。

多くのワーカーは複数登録しているわけですから、記事外注するクライアントにとっては、シュフティの利用はより良いライターを確保する良い手段になることでしょう。

https://app.shufti.jp/