文字数別にライティングのコツをまとめてみた
2020年4月9日
ライティングなんて子供のころから文字を書くことはやっているし、誰でも簡単にできるでしょ…クラウドソーシングなどでライティング業務を始める前に多くの人が思っていることかもしれません。
しかし、いざライティングを始めてみると、意外な壁にぶつかることも度々。文字数が思っていたより足りない…なかなかクライアントから高評価をもらえない…上手いライティングができない…。
ライティング業務で壁にぶつかったときに、嫌になって辞めてしまわないよう文字数別にライティングのコツを伝授したいと思います。
比較的短い500~1000文字程度のライティングの場合、この記事目的で探してたどり着くような読者よりは、たまたま通りすがった人が興味のある内容で目に留まる場合が大半になります。
そのような通りすがり読者の場合、約80%が冒頭の内容で良し悪しを決めてじっくり読むか決めてしまいます。
そのため、そのライティングで最も言いたい主題となる内容の要点を冒頭に書くようにしましょう。
冒頭にまとめを書くことで、単に文字数が稼げるだけでなく、そのライティング全体の構成を締めることもできます。
今の時代、情報を得るためにはネットが主流になっており、ネット上の記事はそれこそ星の数ほどあります。
そんな膨大な記事のなかから自分のライティングに目を留めてもらうためには、最も重要と言ってよいのかタイトルです。
タイトルで読者の目に留まらなければ、いくら素晴らしい文章を本文で書いていても誰にも見てもらえないのであれば意味がありませんからね。
そこで、タイトルにはより目に留まりやすいインパクトのあるワードをより使うようにしましょう。また、トレンド力の強いワードや、数値を入れるなどして求心力の高いタイトル付けにすることが大切です。
余力があれば、SEOについて意識したタイトル選びもできるようになると良いでしょう。SEOとは簡単に言えばグーグル検索で検索した際に出来るだけ上位に表示されるように対策することです。タイトルはseoに大きな影響を及ぼすので多少なりとも理解があるとクライアントに喜ばれます。
これについてはライターがseoを学ぶと稼げるようになる理由にて詳しくご紹介したので、そちらをご覧ください。
初心者の場合、よく陥りやすいのが、言いたいことをずらずらと書いてしまい、一段落を長文にしてしまうことです。
一段落が長文になってしまうと、読む側になればすぐに分かりますが、まずとても読みづらいです。読みづらいということは、読者が敬遠してしまい低評価なライティングとなってしまいます。
そのため、一段落は3行程度までを上限にして、小まめに分けて長文になりすぎないようにしましょう。
ワードプレスなどにライティングする場合は、完成後必ずプレビューを見て一段落が長文になってしまっていないかチェックしましょう。
どうしても書き手は内容が分かっているので、読み手の立場でライティングするのはとても難しいことです。
それでよくやってしまうのが主語を省いてしまいがちな点。書き手ではもちろん分かっているので主語がなくても意味が通じますが、内容を知らない読み手からすると主語がないと誰が誰に何を言っているのか分からなくなってしまいます。
常に読み手の立場でライティングをできるようにしましょう。
LINEなどで友人等にメッセージを送る文だと、話し言葉のようになってしまいいわゆる「ら抜き言葉」になりますが、このままライティングでら抜き言葉を使ってしまうと幼稚な文章になってしまいます。
「食べれる→食べられる」「見れる→見られる」などら抜き言葉になっていないか文章完成後にチェックすると良いでしょう。
また、ネットニュースで誤字脱字があるだけで、一気に信頼度の低い記事になるように、誤字脱字はライティングにとって致命的なミスになります。
一気に幼稚な内容になってしまいますので、誤字脱字には最大限の注意を払いましょう。
1000~3000文字程度のライティングとなると、そこそこボリュームのあるので、内容も何段落かに分けて書かないといけないと思います。
そうなると、どうしても内容に最初と途中で矛盾点が出てきてしまったりしがちです。
特に一気に書き終えるのではなく、数日に分けたりすると余計に陥りやすいミスなので、書き終えたら違和感のある文章になっていないか気を付けましょう。
長文を書いていると、どうしても語尾が同じ表現になりがちです。(例)ずっと「~です。」が続いてしまうなど。
文尾が同じになってしまうと、とても幼稚なライティングになってしまい、記事の信頼度はがた落ちになってしまいます。
内容が良くても語尾がダメなだけで低評価になるのはもったいないので、語尾には特に気を付けて同じ語尾が繰り返さないようにしてください。
ライティング上級者からのコツではありますが、それなりに長文となると、数段落構成していくことになりますが、その段落ごとにストーリー性(分かりやすく言えばオチを入れる)ようにすると、文章にリズムが生まれて読みやすい文章となります。
読者の人に最後までスラスラ読んでもらえるようにするのは、高評価ライターとなる第一歩。段落ごとのストーリー性ができるようになればかなりポイント高めです。
3000文字以上の長文ライティングの場合、よほど文章にリズムを付けられる高レベルライターでもない限り、文字がずっと並ぶと最後まで読者は読まずに止めてしまいがちです。
それを回避するために使う技が画像の挿入です。
都度、画像を挿入することで文章にリズムが生まれるので3000文字以上のような長文でも読みやすくなります。
画像の挿入はクライアントによっては著作権的なリスクからライターに任せることを好まない人もいるため、一度確認をとると良いでしょう。
どうしてもライターごとにクセというものがでてしまうものです。その顕著なものが助詞の使い方です。
クセで同じ助詞を繰り返し使いがちになってしまいますので、助詞を別にものに置き換えるだけで、文章レベルが一気に向上されることができます。
多めの文字数を要求されるライティングの場合、はじめに構成を考えて作成しても、思っていた以上に文字数が稼げていなく、途中で壁にぶつかってしまうことがありがちです。
このようなときに有効な打開策が具体例を挟むことです。具体例を挟むことで文字数が稼げることだけでなく、文章にリアル感が生まれるので読みやすさもアップし、一石二鳥な結果となります。
上記の点のまとめにもなりますが、高評価ライティングはいくら長文のものでもその長さを感じさせないリズム感のある流れるような文章となります。
リズムを文章に生むために誤字脱字を気を付ける点などは当たり前として、具体例を入れたり、段落ごとにストーリー性を持たせるなど、スラスラと読者が読み進めてしまうようなライティングができるようになると、自然と評価もあがります。
今回は「文字数別にライティングのコツをまとめてみた」をテーマにお届けしました。
ライティングのコツを覚えていくことで、よりライティングスピードも上がり、クオリティも上がっていきます。
そうすることで、月に10万、20万円と稼げるライターには誰でもなれますので、コツをしっかり押さえてレベルアップしていきましょう。