クラウドソーシングでやらかしちゃった失敗談を集めてみた
2020年10月9日
クラウドソーシングで副業として働こうと考えている方の中には、ミスをするかもしれないなどの不安から実際に足を踏み入れることを躊躇している方も多いのではないでしょうか。
今回はクラウドソーシングで働いている方からアンケートをとりクラウドソーシングでやらかしてしまった経験談をお聞きしました。
これらの失敗談を参考に、今後クラウドソーシングで働く上で二の舞にならないよう気をつけましょう。
写真を納品する案件がありました。かけそうなタスク方式の案件で、単価の高さであまり読まずにとりかかりはじめました。最後の最後で写真が関連画像にくわえて本人確認か何かで身分証明書を添付するようにとのことでした。
クライアントの方も登録したばかりなのか、まだ評価も少なかったようで、私自身も免許証の写真を送ることには抵抗があったのですが、ここまで書いてきたものがもったいないな、という気持ちと、制限時間が迫ってくることに焦りを感じ、「まあいいか」という気持ちで送ってしまったのですが…。
今思うと、さまざまな「証拠写真」的な写真が必要な場合でも、「個人情報がわかる部分は隠してください」といったご時世です。クレジットカードのブログ記事代行などでも、番号は見せないのが鉄則…先方の指示、というより、自分の情報は自分で守るこのご時世。
報酬は高いといえど、1000円台…千円札に目がくらみ、ほぼすべての個人情報の塊をオンラインで送ってしまったことに対して、クライアントさんを信じていないわけではないですが、「やらかしちゃった…」と後から猛反省でした。
【女性、32歳、3年前からクラウドソーシングを利用】
クラウドソーシングを始めたばかりのころにランサーズでやらかしてしまった体験です。
サービス側がプロフィールを入力せよ、写真、スキル、と来てキャリアも入力せよと指示してきたときに、あまり疑問を持たずに入力していました。お仕事の受注をするにはどのような書き方がいいかということばかり考えて書いていたと思います。
しかし、ランサーのプロフィール情報が会員だけでなくインターネット全般にも公開されていることに気づいていませんでした。会社名など固有名詞は記載していなかったのですが、昔の同僚が年号と仕事経歴だけで気づいたようで「これひょっとしてあなたでは」とSNSで連絡してきました。
守秘義務違反などまずいことが書いてあったわけではありませんし、既に私は退職した会社での元同僚ですので問題はないのですが、固有名詞がなくても気づいてほしくない人にわかってしまう書き方だったことは反省しました。
その後、別の同僚からも連絡が来て、最初に気づいた人は黙っていてはくれず元の会社内で「○○さんは今こんなことしてる、お金に困ってるみたい」と尾ひれをつけて広めてしまったようです。自己防衛が必要と学習したできごとでした。
【女性、44歳、3年前からクラウドソーシングを利用】
Lancersというクラウドソーシングのサイトで、男性用育毛剤の記事を書く仕事を見つけました。私は女性ですし、育毛剤を使ったことは全くありませんでしたが、ネットでちょっと調べれば、それなりの記事が書けるだろうとなめてかかっていました。
しかし、その案件は、文字数が明記されていなかったので、仕事を開始してからようやく文字数が分かりました。なんと男性用育毛剤のことだけで、5000字以上の記事を書いてくださいというものだったのです。
そこで引き返せば良かったものの、当時まだクラウドソーシングに不慣れだった私は、何とかこの案件を仕上げてしまおうと必死に男性育毛剤について調べ、制限時間内に終わらなかったため、途中まで書いた記事をコピーしておき、後日ようやく指定の文字数を満たすことができました。
しかし、本業が忙しく時間がなかったこともあり、ネットの検索でしか育毛剤について調べることができず、非常に薄っぺらな内容の記事になってしまいました。もちろん結果は非承認だったので、どうしても書けないものは無理に書くものではないなと痛感しました。
【女性 31歳 2年前からクラウドソーシングを利用】
クラウドソーシングサービスで、記事を○本書きます、とクライアントさんと仮契約をしたのですが、双方の話し合いの上やりやすさからタスク方式で1件ずつ納品・承認、の方式にしてもらいました。
その案件に対して、正直ネタも熱意もなくなってきた頃に、たまたま(本当に)自分の体調が思わしくなくなり、そのことを先方に伝え、パソコンでのライティングを当面休止するためその約束を打ち切らせていただくことに。
まだ自分のノルマは残った状態でしたが、承諾していただき、心配もしてもらい、感謝の気持ちでいました。
しかし、実際には不調ながら、在宅ワークですし稼働は可能な状態だったため、自分で仕事を探しては一日数件こなす日々が続きました。
しかし、あとできづいたのですが、私のプロフィール画面などにて、私のタスク案件実績件数や評価件数などがのっていて、見ることができるようでした。
ようするに、「体調不良でパソコンができない」と仕事を断ったにもかかわらず、先方には私が毎日パソコンに向かっていることが丸わかり…。実際のバイトなどなら、嘘をついて休んで遊びに行ってばれる、といった感じです。申し訳なさと、きまずさでいっぱいです。
以降、仕事のお断りやノルマの相談など、より慎重にするよう心がけていますが、やらかしてしまったなーと今でも苦い思い出です。
【女性 32歳 3年前からクラウドソーシングを利用】