クラウドソーシングでwebデザイナーとして稼ぐ方法
2020年5月29日
副業にクラウドソーシングを選ぶ人は大変多く、その中でもWebデザイナーに関しては人気のジャンルとなっています。今回はWebデザイナーは何を行うのかや、実際の例を踏まえてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
WebデザイナーとはWebサイトをデザイン・制作し、最終的にインターネット上にアップロードする職業です。
以前はデザインとHTML・CSSを使ったコーディングは別々の人が個々に行うことが多かったです。しかし現在はデザインもコーディングもできる人が多くいらっしゃいますし、案件もそちらの方が高額になってきます。
また最近ではサイトを検索の上位表示させる技術「SEO」の知識を求められることも多く、マルチなWebデザイナーが求められています。
Webデザイナーとして身につけておきたいスキルはいくつかあります。箇条書きにしてみました。
まずデザインスキルは言うまでもありません。クライアントの意向をどれだけ汲めるか、またWeb業界のトレンドを意識したデザインセンスが重要になってきます。
初めのうちは自分の想像しているものを形にするのはすごく大変だと思いますし、初めからデザインが完璧な人はいません。勉強勉強の毎日です。
今ならデザインの基本といった書籍も出ていますし、良いデザインのサイトばかりを集めたまとめサイトも多数存在します。
アイデアの引き出しのなさに困ったら、そのようなツールを使うのもいいですね。
HTML・CSSスキルですが「デザインだけで終わるのなら不要か」と思うかもしれませんが、どのようなデザインもサイト化できるかと言われれば、そうではありません。
デザインからHTML・CSSで組み込む際にどれだけ忠実に再現できるか考えるのもデザイナーの仕事です。
HTMLやCSSは全て英語ですし若干ですがプログラミング的な要素も含まれてきます。
初めはとっつきにくいかもしれませんが、全てのコードを全て覚えなくていいですし、コツが分かればテキストなしで記述していくことも可能です。
私も気合いで乗り越えました!
また、レスポンシブ制作の知識も押さえておきましょう。レスポンシブとはスマートフォンやタブレットでサイトを閲覧した際に、サイトのデザインや情報を損なわず制作する方法です。
みなさんがお気に入りのサイトをスマホで表示させた場合、見やすくなっていますよね。
端末やブラウザに依存しないサイト作りは鉄則です。
制作アプリケーション使用スキルも必要です。Web制作に必要なアプリはPCを買って付属で付いてくるものではありません。
Webデザインや制作をするにあたって、Adobe社製品のPhotoshopやIllustratorはもちろん、HTMLやCSSを効率よく記述していく「エディタ」と呼ばれるソフトも必要です。
全てのソフトは代替ソフトがあり、全て無料で制作をすることは可能ですが、クラウドソーシングを本格的に生業にしたいなら、有料ソフトの購入も視野に入れたほうが良いと言えます。
WordPressとは近年爆発的な流行を見せているCMSという「ブログツール」のようなものです。
コーポレートサイトに利用されることも多く、個人ブログでもWordPressを使っている方は多いです。
各種クラウドソーシングサイトでもWordPressに関連したデザイン案件もかなり多いので、Webデザインに慣れてきたら自分でレンタルサーバーを借りてサイト運営してみるのも勉強になっていいと思います。
初心者が初めての案件を受ける際にオススメの案件を下にご紹介します。
初心者のうちはどのようなサイトデザインが好まれるかを知るためにも「デザインのみ」と表記されている案件がオススメです。
クラウドソーシングでは継続的な契約を結ぶ「固定報酬制」とクライアントに最終的に案を選んでもらう「コンペ」という形式が存在します。
初めのうちはコンペに応募して実績を積み、慣れてきたら継続的な付き合いができるクライアントを探すといいでしょう。
コンペに関してはクライアントの好みの問題でもあるので、依頼の意図や背景にある要望を細かく把握しましょう。
私が実際行っていたコンペの攻略法ですが「3案出す」ということです。
2案は類似したサイト案、もう1案は全くテイストが違う案を出して「ここから決めないといけない」という心理状態にすることがコツです。
また「これは通らないな」と思っていた案が通ることもあるので、3案ルールはあながち間違っていないと言えますね。
初心者歓迎と表記されている案件は人気ですが、勉強になるのでオススメです。納期に関しても無理のない場合が多いですし、サイトの制作能力もどんどん上がっていきます。
初心者向けの案件は若干報酬は低めになってしまいますが、塵も積もれば山となるですので、高評価獲得のためにも挑戦していきましょう。
この際自分の実績としてどのような成果物を作ったかをポートフォリオにしておくと、次以降の案件の獲得の大きなメリットとなってくれます。
どのような思いで、どのような点に注意して制作したかを添えておきましょう。
LPとはランディングページの略で、商品やサービスを詳しく説明した1枚もののページです。
LPに関してはHTML・CSSコーディングの知識はそこまで必要ではなく、デザイン寄りの制作になりますので、サイト制作の引き出しやアイデアを吸収できるチャンスと言えます。
この際もクライアントの意向や、どのような商品でどのような訴求をすれば誰が買うのかなどの、ターゲット研究が必要になってきます。
分からない部分は放置せず、メッセージでクライアントと密に連絡を取るように心がけると「見当違いのデザイン」になるというミスマッチも防ぐことができます。
デザインにおいては初めは誰でも素人ですし、めちゃくちゃショボいサイトデザインになってしまうことは当たり前です。
いいデザインをするコツはいいデザインを真似ることから始まります。気になったサイトをブックマークしておいたり、雑誌からアイデアを得たりと切磋琢磨しましょう!