コロナによってクラウドソーシングでの収入は減った?【200人に調査】
新型コロナウイルス拡大に伴い在宅ワークがスタンダードになっている現在、元から在宅ワークが主だったクラウドソーシング業界はどのような影響を受けているのでしょうか。
今回はクラウドワークス 、ランサーズ の登録者それぞれ100人にコロナウイルス感染拡大の影響により収入にどのような変化があったか聞いてみました。
結果はこのようになりました。
全体的な傾向として言えることは、今回のコロナ拡大の影響を受け経済的に大きなダメージを受けた企業が多いため、クラウドソーシングに流れてくる案件の数が激減しているということ、そして、在宅時間が増え、本業の収入が減ったことでクラウドソーシングで仕事を探している人が増えているということです。
そのため仕事の供給量に比べて需要が上昇しているため、発注する際の相場価格が下がっています。
ではアンケートの回答をみてみましょう。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、2020年4月6日にクラウドワークス がクラウドワークス に登録しているフリーランス1400人に調査を行っています。その結果は以下のようなものでした。
■サマリー
・新型コロナウイルス感染症に伴う影響で、収入に影響が出ているフリーランスは65.1%
影響額は、30%以上が月額5万円以上の収入減となっており、15%以上が月額10万円以上の収入減
・具体的な仕事への影響、トップは「請ける仕事が減った」
次いで「受注予定のキャンセル」「進行中案件の遅延」「進行中案件の中止」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000050142.html
今回当サイトが5月8日~9日にかけて行った調査はクラウドソーシング市場への影響調査ですので、趣旨は少し違いますが、大枠としては同じ結果となっています。
4月から5月にかけての動きとしては、クラウドソーシングに出回る仕事の減少が続き、かつ緊急事態宣言が出てから一ヶ月が経ち、在宅ワークにある程度の慣れが生じたことで、本業以外での収入を得ようとするフリーランスの増加が加速したと言えるでしょう。
コロナウイルス拡大におけるクラウドソーシング市場への影響まとめると、在宅ワークになり、通勤時間や本業の仕事量が減ったため、クラウドソーシングに当てられる時間が増え、クラウドソーシングでの収入が増加している人。
元々クラウドソーシングサービスを利用していたが、競争が激しくなり仕事を受けにくくなり、収入が減少した人の2パターンに大別されることがわかりました。
調査日時:2020/5/8 5/9
調査対象:クラウドワークス、ランサーズ に登録しているフリーランス200人(ランサーズ 100人、クラウドワークス 100人)