【ライター向け】クラウドソーシングってどのくらい稼げるの?

インターネットができる環境さえあれば、場所も時間も関係なく仕事ができることで、今話題の副業をやりやすいツールとして話題のクラウドソーシング。

クラウドソーシングには、デザインやプログラム、データ入力などさまざまな職種が存在していますが、多くの人が始めやすく比較的稼ぎやすい職種なのが「ライター」です。

ただ、実際クラウドソーシングのライターになったらどれくらい稼ぐことができるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

クラウドソーシングのライターとは?

ライターといえば、雑誌の記者さんや小説を書く人などもライターと呼びますが、クラウドソーシングのライターとはどんなものなのでしょうか?

クラウドソーシングは、仕事を発注したいクライアント側と、仕事を受注したいワーカー側を結びつけるマッチングサイトなので、紙媒体のライター同様、企業などと契約をして文章を書くことは変わりはありません。

ただ、インターネット上で記事原稿も提出するため、出社などはなく納期は指定されるものの、作業時間などは自由に自分で決めることができます。

また、多くの場合はライター名のみなど個人名を晒す必要がないため、この点からも本業先に副業を知られたくない副業としてもおすすめと言えます。

クラウドソーシングのライターではいくら稼げる

では、具体的にクラウドソーシングのライターはいくら稼げるのでしょうか?

結論から言ってしまえば、人によって正直まちまちです。前述どおり、時間に制約がほぼないのが特徴のクラウドソーシングライター、それだけに1日での作業時間もまちまちなので平均報酬額を出すのは難しいのです。

一般的な平均給与より高く稼いでいる人も少なくない

ただ、経験を積んでいって、契約しているクライアントも増えていくと、自分から最低報酬単価を設定できるようになってきます。

現在の相場では、プロライターの場合、1文字1円~2円程度に設定している人が多いです。

仮に1文字1円の記事を受注しているとして、執筆時間、調査時間合わせて、経験を積んでスキルアップをしていれば、1時間で3000文字程度の記事作成は可能になります。

1文字1円ですから、時給換算で時給3000円となります。それを1日8時間、月に20日間行ったとすると。3000(円)×8(時間)×20(日)=480,000円となります。

そうなれば一般的なサラリーマンの平均給与より高く稼いでいることになります。このためには、SEO対策なども含めて高度なスキルを要して、多くのクライアントから信頼を勝ち取らないといけませんが、サラリーマンに比べて天井は見えないので夢はあるといえますね。

まずは20,000円稼ぐことを目標にはじめましょう!

いきなり上記で書いたように月に30万円、40万円と稼げることは不可能です。では、初心者クラウドソーシングライターがまず目標にしたい稼ぎ額はどれくらいでしょうか?

初心者の場合、まずは月に20,000円稼ぐことを目標にしましょう。

経験、実績がないライターではいきなり高単価の記事案件の発注はなかなか取れません。最初は1文字あたりで言えば、0.1円、0.2円のようなものも多いでしょう。

そうなれば1時間に3000文字書いても0.1円単価なら300円となり、アルバイトの時給よりはるかに安くなってしまいます。

これで稼げないと諦めてしまう人も多いのですが、まだトライアル期間だと思ってスキルアップをしている時間だと割り切るべきです。

単価が安くても、クライアントと契約して記事作成を行う事で

・実績が増やせる

・ネット上で見やすい記事が自然と作りやすくなっていく(SEO対策が身に付く)

・クライアントとの交渉スキルが磨ける

などさまざまなことを磨くことができ、徐々に単価の高い記事作成も受注しやすくなってきます。

このトライアル期間(月に20,000円程度)を半年と設定して、まずは半年クラウドソーシングライターにチャレンジするとよいでしょう。

半年後、徐々に単価の高い案件のみ応募をしたり、得意ジャンルを確立したりしてライターとしてのレベルを一段階上げるとよいでしょう。

専属契約ライターになる道も開ける

クラウドソーシングライターの場合、案件ごとの都度契約や継続契約でも記事数に応じた成果報酬制での契約がほとんどです。

この場合、数をこなせばこなすこと稼ぐこともできますが、安定した収入を得ることが難しいです。

サラリーマンのような安定的な収入の確保を目指していきたい場合は、企業との専属契約ライターを目指していく道があります。

専属ライターになるには、まずクラウドソーシングでライターとしての実績を増やすことがまずは肝心になります。実績を増やしていくことで、企業側から直接契約の打診もあり、直接契約の道も開けてきます。

クラウドソーシングライターでより稼ぐコツ

クラウドソーシングライターでより稼いでいくようにするのはどうすればよいのでしょうか?

月に2~30000円発注してくれるクライアントを10件目標に見つける

1クライアントで月に10万円、20万円と稼ぐのはかなり難しいです。まずは、数あるクラウドソーシングの案件をこなしていき、月に20,000~30,000円くらいの発注をしてくれるクライアントを10件見つけることを目標にしましょう。

クライアントによっては都度契約の場合もあり、その場合急に契約が打ち切られることもあります。レベルが低いなどこちらに非がある場合は致し方ないですが、時には業績など会社都合で打ち切られるリストラのようなこともたびたび起きます。

10件契約しておけば、仮に1件、2件契約が打ち切られても、ある程度の収入を確保しながら新たな企業を探せますので、安定的に稼ぐことができます。

プロクラウドワーカーになるなど目に見える実績を作る

例えば、大手クラウドソーシングサイトである「クラウドワークス」では、一定の実績をクリアすると「プロクラウドワーカー」に認定されます。

ライターの場合、資格などはないため、なかなかスキルを証明しづらいものですが、プロクラウドワーカーになることで、目に見えての実績をアピールでき、高単価案件も受注しやすくなります。

ある程度実績を作ったら安すぎる発注を受けない

はじめのうちは報酬額度返しで実績作りをすることも大切ですが、単価の低い案件はレベルもそれなりのものでOKだったりするため、低いレベルで落ち着いてしまいがちです。

はじめの50件実績を作ったら、あとはあまり安すぎる案件には手を出さず、単価を上げていくことで己のレベルも比例して上がっていきます。

まとめ

今回は、【ライター向け】クラウドソーシングってどのくらい稼げるの?をテーマにお届けしました。

どんな仕事でも同様かもしれませんが、始めから何から何まで上手くはいかないもの。始めは壁にぶつかることもあるでしょうが、将来性もある職種がクラウドソーシングライターです。

ジャンルの多彩で夢の好きなことを仕事にすることを実現できるクラウドソーシングライターを目指していきましょう。