ライターがトラブルを避けるため気をつけるべき5つのポイント

クラウドソーシングで仕事をする際にトラブルに巻き込まれたというライターの話をよく聞きます。

ライティング案件にもたくさんの種類があるため、良い案件もあれば悪い案件もあります。

ライターのライティング経験や技術によっても仕事に合う合わないがあるでしょう。

トラブルを事前に避けることができればスムーズに仕事を進めることが可能になりますし、効率よく報酬を稼いでいくことも可能になります。

クラウドソーシングをする際にライターが気をつけるべきポイントを事前に理解し、安全に仕事を進めていけるようになりましょう。

クラウドワークスでライターが気をつけるべき5つのポイント

それではクラウドソーシングでライターが気をつけるべきポイントを見ていきましょう。

ここから紹介するポイントは実際にトラブルを経験したライターの体験をもとに重要なものを挙げています。

きっとあなたがクラウドソーシングでライティング業務を行う際に役立つはずです。

ポイント1.文字単価が作業内容に見合っているか把握する

まず1つ目のポイントは、文字単価が作業内容に見合っているかを把握するということです。

文字単価が高い案件には多くのライターが集まる傾向があります。

確かに文字単価の高い仕事は好まれるのですが、実際に作業してみると以上に作業量が多かったということもあります。

具体的には文字単価1円と書いてあるけれども、画像選定や画像編集、ワードプレスなどのCMSへの投稿や文字の装飾といったライティング業務以外の業務が指定されていることがあります。

これだといくら文字単価が良かったとしてもその他の業務に大幅に時間が取られてしまい、時給換算すると割が悪くなってしまうのです。

ポイント2.仮払いが済んでいるかどうか確認してから作業開始する

クラウドソーシングをする際にライターが注意すべき2つ目のポイントは、仮払いが済んでいるかどうか確認してから作業開始するということです。

契約が完了したからといってすぐに作業にとりかかるライターもいます。

しかし、実際に作業が完了してデータファイルを送信しても、仮払いが済んでいなかったらそのまま報酬を支払わずに連絡が取れなくなるということもあるのです。

これだとせっかく作業した努力が水の泡になってしまいます。

仮払いが済んでから作業すると、作業完了してから報酬が支払われなかったというリスクを回避することができるので、注意しておきましょう。

ポイント3.仕事の内容が外部に漏れないようにする

クラウドソーシングをする際にライターが注意すべき3つ目のポイントは、仕事の内容が外部に漏れないようにするということです。

仕事で得たマニュアルや作成したデータファイルや画像などの所有権や著作権はクライアントに帰属することが多くなっています。

そのため、仕事で得た情報や内容が外部に流出してクライアントに損害を与えてしまった場合は、損害賠償の対象になる可能性が出てくるのです。

それらのリスクを回避するためには、仕事で得た情報が外部に漏れないよう、パソコンのセキュリティーがしっかりしているか確認したり、外部メモリーの取り扱いに注意することが大切になります。

ポイント4.悪質クライアントに注意する

クラウドソーシングをする際にライターが注意すべき4つ目のポイントは、悪質クライアントに注意するということです。

クライアントによっては高額報酬案件を装ってライターを集め、その後に外部サイトに誘導することで商品モニターという名目で商品購入を促したり、口座への振り込みを依頼してきたりするクライアントもいます。

もちろんこれらの悪質なクライアントを規制するためにクラウドソーシングサイトがパトロールを行っていたり、ライターから通報を受ければ調査を行うなどといった対策を取っているようです。

しかし、それらの目をかいくぐって新たなアカウントで同様の手口を繰り返しているクライアントもいます。

このような悪質なクライアントもいるということを念頭に置いて仕事を探していくようにすることが必要です。悪質クライアントを見極める方法については以下の記事で詳しく記載しました。

ポイント5.事前に作業内容をクライアントを十分相談する

クラウドソーシングをする際にライターが注意すべき5つ目のポイントは、事前に作業内容をクライアントを十分相談するということです。

契約と仮払いが完了してから作業を開始して、それが完了すると納品という流れになるのですが、納品すると大幅に修正がきてしまったというトラブルがあります。

このようなトラブルが発生してしまうと、納期が遅れたり報酬の支払いが遅れてしまい、クライアントとライター双方に不利益が生じてしまいます。

作業を円滑に進めていくためには事前に作業内容をクライアントとライターで詳しく相談してから開始することをおすすめします。

具体的には記事の内容や見出しの内容、1つの見出し当たりの文字数や含めておきたいキーワードとその数、画像の入手先や枚数・サイズ、文字装飾の種類や数などです。

記事を記載している途中であっても不明な点やトラブルが発生した場合は、クライアントにこまめに相談することで方向性を間違えることなく作業を継続することにもつながります。

トラブルが発生しないよう気をつけながら仕事をすすめよう

今回の記事ではクラウドソーシングをする際にライターが注意すべきポイントをいくつか紹介してきました。

仕事を開始する前に注意すべきポイントと仕事中に気をつけるポイントなど、様々な箇所でトラブルを避けながら仕事を進めていく必要があります。

少しでもライティングをする上でのリスクを減らしながら気持ちよく仕事を進めていくために、今回解説してきた内容を参考にしてみてください。