クラウドソーシングで未経験者がwebデザイン案件を取る方法
2020年5月9日
「webデザイナー」は、ウェブサイトのデザインを担当する職業です。
個人から企業まで、幅広いウェブサイトを扱います。
ネットの普及に伴い、年々需要が伸びている職業です。
さらに、webデザイナーとしての実力がつけば、クラウドソーシングで月に何十万円もの収入を得ることが可能です。
しかし、全くの未経験者がwebデザイナーとして活動するには、相当な努力が必要です。
専門知識が必要であることはもちろん、クライアントにとって最も良いデザインを提案しなければなりません。
しかし、諦めなくても大丈夫です。
今からでも勉強すれば、webデザイナーになることが出来ます。
今回は未経験者がクラウドソーシングでwebデザイナーになるまでの学習フローをまとめました。
是非参考にしてみてください!
はじめに、必要最低限の専門知識を覚えましょう。
Webデザイナーはプログラミングの知識、デザインの知識などが必要です。
また、仕事を受注すれば、クライアントはあなたのことをプロだと認識し、要望を伝えてきます。
専門用語・専門知識がわからなければ、意思疎通ができません。お互いに話が通じず、ストレスになってしまいます。
今後Webデザイナーとして働くのであれば、専門知識の習得は必須です。
以下におすすめの書籍をまとめておきますので、是非参考にしてみてください。
模写はつまり、真似をすることです。
すでにあるサイトのデザインを真似することで、デザインの構成やレイアウト、細かいフォントの変化や行間などを学ぶことができます。
最初は自分の好きなサイトを模写してみましょう。
模写の際には、必ず一度サイトのデザイン構成を紙に書き出してみてください。
写真の位置や見出しの位置など、ざっくりで構いません。
これを行うことにより、デザインの構成要素を記憶しやすくなります。
また、模写しながら、何故ここはこうするのだろう?と考え、分析することが大切です。
その発見を自身のサイトデザインに生かしていきましょう。
デザインには色彩感覚も必要です。
サイトのコンセプトに適切なカラーを選ぶことも、Webデザイナーには重要といえます。
ではどのように色彩感覚をつければ良いのでしょうか。
手軽にはじめられるのは、「カラーサンプルを見ること」です。
カラーサンプルは書店にも売っています。
カラーサンプルは「元気さを表す色」や「クールな印象を与える色」など、シチュエーション別に色彩がまとめられています。
初心者には特に使い勝手が良いでしょう。
また「色彩検定」という試験も行われています。
試験勉強をすることで、色彩に関する知識、スキルをより深めることが可能です。
さらに、1級・2級を取得すると、クラウドソーシング上でも十分なアピールができます。
必須ではありませんが、興味があれば受けてみましょう。
まずは基本となるデザインの型を覚えましょう。
Webデザイナーの仕事は「クライアントにとって最も効果的なWebデザインを提供してあげること」です。
基本を覚えずに感覚でデザインしても、良いものは作れません。
自分のためではなく、クライアントのためのサイトを作ることを考えれば、基本中の基本を覚えることの重要性を理解できると思います。
まずは不変で何年も使われている、鉄板のデザインをしっかり覚えてください。それにより、自然と新しいデザインも思いつくようになってきます。
基本の型に加え、流行りのデザインもチェックしておきましょう。
クライアントの中には流行思考な方も多いです。
常にアンテナを張り、いろんなデザインを見てみてください。
有名ブランドのサイト、もしくは街で見る広告など、参考にできるデザインはたくさんあります。
私は「idea」や「装苑」という雑誌から、ヒントを得ています。
同様の紙媒体からインスピレーションを得るのもひとつの手です。
ある程度満足できるものを作れるようになったら、コンペ形式に応募してみましょう。
クラウドソーシングにおけるコンペ形式とは以下のような案件です。
コンペ形式の案件では報酬が予め決められており、応募者の中から選ばれた人だけが報酬を受け取ることができます。
「未経験者可」や「実務経験不要」という案件はかなりありますし、実績を作るためにもどんどん応募してみてください。
コンペで数回選ばれたら、継続案件にもチャレンジしていきましょう。
クラウドワークス以外で稼げるサイトは、以下の記事で紹介しています。
ヒアリングシートとは、サイト作成時にクライアントに確認したい内容をまとめた質問リストのことです。
こちらを準備することで、より一層クライアントの要望に沿ったサイトを作成することができます。
「イメージと全然違う」というトラブルを避けやすいです。
ではどんな質問リストを作れば良いか?
例えば「何色が好きか」「どんな雰囲気のサイトにしたいか」「好きな雑誌は」など、ご自身が制作時の参考になると感じるものをピックアップしてみてください。
また、ネット検索して、他の方のヒアリングシートを参考にしてみるのも良いでしょう。
メールでもやり取りしやすいよう、Excelやスプレッドシートに準備しておくと便利です。
コンペの場合、ヒアリングシートの内容をそのまま答えてもらうことは難しいです。
しかし、「柔らかい感じ、すっきりとした感じ、どちらが好きですか?」程度のメッセージの送信は行っても問題ありません。大いに利用すべきです。
聞き出した情報を基にサイトを作ることで、圧倒的にコンペに通りやすくなるしょう。
落選したら「なぜ落選したのか」を必ず考えましょう。そこでの気づきを次のコンペで生かすことで、成長することができます。
では、どんな落選理由が考えられるのでしょうか。
この辺りが、落選した案に多く見られる傾向です。
自分のデザインをよく確認してみてください。
その他、コンペで採用されるコツは以下の記事にまとめました。ぜひご参考ください。
webデザイナーは特に突出したスキルがなくても、誰にでもなれる職業です。
しかし、思うように案件を獲得できず、苦しむ時期もあると思います。
そんな時でも「諦めずにコツコツ提案する」これが全てです。
そのコツコツが経験になります。
また「塵も積もれば山となる」とよく言いますが、クラウドソーシングも同様です。
うまくいかない時期もコツコツと勉強を続けていきましょう。模写も必須です。
努力しただけ、報酬を振り込まれた時の喜びはひとしおですよ。
Webデザイナーになるため、頑張っていきましょう!