クラウドソーシングでライターとして稼ぐために身につけるべきスキル
2020年4月9日
クラウドソーシングにはさまざまな職種がありますが、なかなかプログラミングやデザインなどスキルを必要とするものも多く、一から覚えるというのであればなかなか始める気にならないものです。
誰でも簡単に…というほどではありませんが、コツさえしっかり掴んでおけば、ジャンルは多彩で多くの人が取り掛かりやすいクラウドソーシングがライターではないでしょうか?
ライターとはwriterという字のとおり、write(書く)人です。一般的には、雑誌の記事を書く人や、小説家などもライターに入りますが、クラウドソーシングでもライターは主にWebライターの事を指します。
いわゆるネットニュースとなっているような記事ですね。ネットを使っている人なら大抵目にはしますが、あらゆるジャンルの記事を検索すれば出てきますよね。
そのため、クラウドソーシングのサイトには、さまざまなジャンルのライティング業務が募集されています。例えば、
などざっと見てもさまざまなジャンルがあるため、自分の得意なもの、趣味となっているものから取り組むことができるので、副業としてクラウドソーシングを始める場合でもやりやすい業種といえるのです。
一般的な雑誌記者などとクラウドソーシングのライターでは求められるスキルは若干異なってきます(もちろん共通するものもあります)。
では、クラウドソーシングライターとして稼ぐために身に着けるスキルはどんなものが必要なのでしょうか?
Web上での記事の場合、検索で上位に来ないと誰も見てくれず、それではまったく意味がなくなってしまいます。
そのため、検索エンジンで上位に来るように対策を練ることがSEO施策です。
日本の場合、まず検索エンジンといえば、GoogleかもしくはYahoo!だと思います。Yahoo!はGoogleの検索エンジンを使って動かしているので、実質Google対策がSEO施策なのです。
細かく書いてしまうと長くなり分かりづらくなってしまうため、簡単に要約すると、
などGoogleが定める基準があり、このSEO施策を頭に入れながら記事を書けるようになるとスキルが高く、より高報酬の受注も受けやすくなります。
いきなり難しいこと言われてもよく分からない…と思った人もいるでしょう。ただ、このSEO施策はいきなりすべてを会得することなど不可能です(Googleの基準も変化していきます)。
seo施策についてはバズ部というサイトがオススメです。seoに関する質の良い記事がたくさんあります。
まずはネットニュースなど他のWebライターの方の記事を読むときは、読みやすかったと思うようなもの、もしくは逆に読みづらかったと思うものは覚えておいてマネする(反面教師にする)ようにすることからはじめていきましょう。
やはりクラウドソーシングライターの場合は、スピード感が要求されます。星の数ほどあるネットニュースだけに、類似の内容の記事が先に出てしまったら、なかなか多くの人が読んでもらえる記事になることは考えづらくなってしまいます。
ただとにかく早いだけで誤字脱字だらけ、内容もペラペラではSEOで上位には来ないのでNGですが、スピード感は常に意識する必要があります。
トレンド力という言い方もできますが、読み手が求めている内容でなければ、やはり誰にも読んではもらえません。
常にアンテナを張っておき、時代が求めているものは何かを探っておくことで、その情報を得られれば多くのクライアントから発注がくるでしょう。
まず基本的なところですが、誤字脱字が多い記事だと最後まで読む気にならないですよね。また、信頼性も揺らいでしまうことでしょう。そのため、誤字脱字が多い記事を書くライターでは全く評価が上がりません。
無料のものでもあるので「校正ツール」などでしっかりチェックをしてから納品する慎重さは欲しいところです。
また、SNSで人を叩くことがよく問題になりますが、仮に記事が間違いだらけの記事だと読み手から多くのクレームが入ってしまいます。そのような記事を書くライターでは、クライアントからすれば正直迷惑です。継続して受注されることはないでしょうし、稼げるまではいけなくなってしまいます。
クラウドソーシングライターの場合、基本はインターネット上のみでクライアントとワーカーがつながるので、一般的なコミュ力とはちょっと違うコミュニケーション能力があると良いです。
具体的には、クライアントと単価の交渉や独自のルールの確認など自分でしっかり行う必要があります。サラリーマンなら始めのうちは先輩なり上司がレクチャーしてくれるかもしれませんが、クラウドソーシングでは自分のみです。自営業なのです。
クライアントの言いなりで低単価のライティングばかりしていれば、貧乏暇なしで頑張っても頑張っても稼いだ感覚にはならないです。
また、疑問点などはしっかり聞くなどきちんと自分で積極的に動くコミュニケーション能力が欲しいところです。
クラウドソーシングではクライアントとワーカーが基本相手と面と向かって会う事はありません。文字のみの取引になる場合がほとんどです。
そのため、具体的に言えばレスポンスは早めに行う、始めにもらったマニュアル(独自ルール)はしっかり順守するなど、クライアントに誠実な人だと思ってもらうことが大切です。
1回きりの案件ではなく、継続してライティングをお願いしたいとしているクライアントの場合、多くは継続できる信頼のおける誠実なライターには単価が上がっていきますので、同じ記事を書いていてもおのずと報酬額は上がっていくものです。
今回は「クラウドソーシングでライターとして稼ぐために身につけるべきスキル」についてまとめさせていただきました。
いきなりこんなに色々スキルが必要とは…と思った人もいるかもしれませんが、その多くがクラウドソーシングライターに限らず、身につけておけばさまざまなことに活きるスキルばかりです。
SEO対策など一度身に着けることができれば、あらゆるWeb媒体で使える一生ものの知識(スキル)となりますので、少しずつでも覚えていくと高報酬への道は遠くないでしょう。