クラウドソーシングでコーダーとして稼ぐ方法
2020年5月9日
クラウドソーシングの中でもコーダーというジャンルは一度技術を身につけると、どんどん高単価案件が待っています。
では、なぜコーダーで稼げるのか?コーダーになるには?を徹底的にまとめてみました。高単価案件を長くゲットし続けたい方は必見です!
コーダーとはデザイナーがデザインしたサイトの見た目を、PCできちんと表示させるためHTML・CSS・Javascript・PHPなどの言語でマークアップしていくエンジニアのことを指します。
Web業界は大変流動的ですので、最新のコーディング技術を求められます。
またコーディングにはDreamweaverやCodaなどのエディタと呼ばれるソフトを使います。
コーダーのメリットといえば、ゴールが決まっていることが挙げられます。デザイナーはどのような案を出そうが、クライアントの気に入ったものが最終案となります。要は答えがいろいろあるということですね。一方、コーダーのゴールとはサイトを正常に表示させることのみが挙げられます。
また一度身につけた技術は、HTMLやCSSなどよりも革新的な言語がこの先出てこない限り、一生使えるスキルとなります。
言うならば「手に職をつける」ということですね。
コーダーになるにはどのようなスキルが必要なのかまとめました。
では、それぞれ詳しく見ていきましょう!
コーディングを学ぶなら専門学校や書籍で学ぶ方が多いと思いますが、コーディングも古い技術と新しい技術というものが存在します。
例えばスマートフォンが普及する前は、テーブルデザインが主流でしたし、この先新しいデバイスが登場したらコーディングの現場も様変わりするかもしれません。
つまりコーダーはその時々で時代にあった技術を身につけなければいけないのです。画面サイズによって見た目が変わるレスポンシブデザインもここ数年で使われるようになってきました。
コーダーも一点にとどまってはいけない職なのです。
プロフェッショナルなコーダーになるには、結構身につけなければいけない言語は多いです。HTML・ CSSはもちろんページに動きを加えるjQueryなど、勉強勉強の毎日です。
ただHTMLとCSSを習得するだけで、大抵のWebページは作れるのでPHPやJavascriptに関しては必要な時に辞書を引く程度のレベルでも作業を進めることも可能です。
何よりも自分のスキルアップ「上昇志向」がものを言います。
また最近はWordPressのテーマを制作する案件も多いです。そこで必須な言語がPHPになってきます。
PHPはプログラム的な要素が強い言語ですが、かなり初心者に優しい言語と言えるので「ドットインストール」などで学んでみるといいですね。
コーダーの最終目標は忠実にデザイン案をWebに上げることですが、コーディングをする過程で汚いコード・綺麗なコードという差が出てきます。
またコーダーの癖と言えますが、上級者は不要な要素は作りませんし、少ないコードで効率よくサイトを構築していきます。
コーディングに慣れてきたら誰かに見てもらったり、無駄はないか確認する習慣をつけるといいですね。
クライアントがコードを見る可能性は捨て切れませんし、誰が見ても意味や意図が分かるコードを書くことが重要です。
締め切りギリギリのコーディング作業ももちろん存在します。その中でどのような無駄を排除するかというと「タイピングの無駄」です。つまり適切なタイピングスピードを維持することが大切になってきます。
ブラインドタッチとまでは言いませんが、キーボードの運指は変な癖がつく前に改善するといいです。特に一本指でタッチしている方は要注意です!
市販のタイピングゲームソフトもあるので、楽しそうなものを一つ選んでチャレンジしてみるのもいいでしょう。
コーディングしている途中に「もっとスマートな表現方法はないかな」とか「このコードは応用できそうだな」という気づきがポンっと出てくる時があります。そのような柔軟な思考を持つために今のWeb業界を知る必要があります。
ネットではいろいろなコーディング技術が掲載されているので、日々の習慣として国内外のプロコーダーの技術を学ぶといいでしょう。
その時ソースをコピー&ペーストするのではなく、実際に記述すると知識が効率的に身につきます。
まずは自分の技術をアピールするためにポートフォリオサイトを作ってみましょう!下手くそでもいいです。要は「真剣に取り組んでいます!」というアピールをするだけの話です。
そしてランサーズやクラウドワークスで「初心者可」の案件から取り組んでみましょう。慣れてきたら報酬の高い案件に挑戦していくと経験も踏めますので、後はクライアントの意向に沿いながら仕事をしていくのみです。
一通りコーダーの説明を終えたところで、コーディング初心者はどのような案件からチャレンジしてみるとベストかをまとめました。
ぜひ注目してください!
初心者可とうたっている案件は、多少のコードの雑さはある程度視野に入れていると言っていいでしょう。またクライアントからコーディングに関してのアドバイスを貰える可能性は高いです。
仕事をしながらスキルアップできるので、ぜひ挑戦してほしいと思います。
このような案件は、ある程度レールに乗った作業をする仕事ですので「何から始めればいいのか分からない!」といった事態も回避できます。
既に組まれているコードを修正するだけなので、間違ったコーディングをしてもバックアップを取っていれば復元は容易です。
「サイトの更新」とも呼ばれるので一度どのような作業内容かクラウドソーシングサイトで見てみるといいでしょう。
LPとは商品のメリットなどを掲載する1枚物のペラページのことです。LPはその仕様からメインのサイトのデザインを完全に継ぐようなものではないです。
つまり、LP1ページで閲覧者に訴求することが目的でありスタンドアローンなページと言えます。
LPにも当然コーディングも必要になってきますが、メインサイトのデザインや雰囲気を継承することに重点を置いていないので、コーディングもしやすいと言えます。1ページ組めばそれで終わりといった作業です。
コーダー初心者が「大手〇〇ポータルサイトのコーディングを手がける!」なんてことは、余程のスキルやセンスが溢れた人でないと中途半端に終わってしまいます。
最初のうちは取り組みやすい案件からこなしていって、ゆっくり成長すればいいと思います。
一番避けたいのが技術面で頓挫して納品できずに契約解除という事態なので、まずは下積みをしっかり築くことが大切です。
これまでコーダーのみにフォーカスして説明してきましたが、デザイナーのこともちょっと紹介します。
コーダーはデザイナーがいなければ仕事になりません。逆もその然りです。だったらデザイナー兼コーダーになってしまえば、デザイナーとコーダーの齟齬も減りますし、得られる報酬も倍近くになります。
道は険しいですが自分で一つのサイトをオールインワンで制作することができれば無敵ですし、すごく重宝されます。
現にデザイン事務所や小規模な制作会社では、デザイナー兼コーダーといった仕事内容は常識と言えます。
クラウドソーシングでもデザインとコーディングができれば、提案のアピールポイントになりますのでマルチなコーダーを目指すといいでしょう。
コーダーの仕事はお分かりいただけたでしょうか?コーダーはこの世の中にインターネットというものがある限り無くならない技術者と言えます。
先述の通り、デザインの知識を身につければ独立という可能性も出てきますし、今はIT業界は技術者不足なので引く手数多という状態もしばらく続くでしょう。
デザインもコーディングも独学で十分スキルを身につけられるので、参考書を一つ買って勉強してみましょう!