クラウドソーシングでタスク形式で発注する際の3つ注意点

クラウドソーシングでの発注にはコンペ方式、プロジェクト方式、タスク形式など様々な手法で依頼をすることができます。

しかしそれぞれに特有の特徴があるため、発注する側が気をつけるべきポイントがいくつかあります。

今回はタスク形式に絞ってタスク形式を発注する際に発注側が気をつけるべきポイントを紹介したいと思います。

タスク形式とは

タスク形式とは、応募や契約なしで、多くの人から作業を集める仕事の依頼方法です。

プロジェクト形式では依頼をする際、特定のメンバーと報酬額、納期などについて、擦り合わせを行い契約をして仕事を進めることになりますが、タスク形式では、それらの手続きがなく、発注後に我々が行う作業としては、納品されたものを承認するか決めるだけです。

具体的には以下の様な依頼です。

気をつけるべき3つのポイント

タスク形式について簡単な理解ができたところで、発注側が発注前に注意すべき3つのポイントについてご説明していきます。

ここをキチンと抑えていないと、キチンとした物が納品されなかったり、受注者に失礼になる可能性があるのでキチンと読み込んでください。

作業内容をできるだけわかりすく明記する

タスク形式ではプロジェクト案件とは違い、作業開始までに作業内容のすり合わせなどといった手続きが存在しません。

もちろん受注者はタスク形式でわからない内容があれば、クライアントに個別に質問をすることができますが、タスク形式は単価が低い代わりに、作業開始までのやりとりなどの面倒な作業が必要ないことがメリットですので、わざわざクライアントに詳細を聞くことはしません。

そのため、作業内容には自分の依頼の作業方法をできるだけ詳しくわかりやすく記述する必要があります。

否認条件を明記する

タスク形式では受注者からの納品後、納品されたものを承認するか非承認にするか決める必要があります。

しかし、ここをキチンと記述していないと自分が思っていたものと違うものを納品され、非承認にした際に、受注者は納得できないでしょう。

またクラウドワークスであれば承認率がクライアントに伝わるようになっており、高い承認率を維持しようとしている方も多く存在します。そういった方は否認条件がわからない案件は非承認になるリスクがあるため、募集が集まりにくい傾向があります。

承認する基準をあらかじめ決めておく

タスク形式では非承認にできる数が決められています。そのため、質の悪い納品がたくさんされた場合にもある程度は承認しなくてはなりません。

そのため、受注者に対して公平な判断を下すためには承認する基準を明確にしておく必要があります。上で述べたとおり、否認条件に従うことはもちろんですが、否認条件の中でもどの程度までなら許容できるのか、自分の中で基準を作るべきであると言えるでしょう。

また、受注者の中には非承認にされたことで、メッセージでどうして非承認にされたのかの質問や、文句を言う人もいます。その際、メッセージに返信する必要があるかどうかはさておき、返信するのであれば自分の中にある基準を説明する必要あるでしょう。

まとめ

今回はタスク案件を発注する前に気をつけるべき3つのポイントについてご説明してきました。

ポイントを抑えて上手にクラウドソーシングを使いましょう。