ココナラって稼げるの?評判と特徴についてまとめてみた

ワンコイン(500円)からクリエイターやデザイナーに依頼できる「ココナラ」ですが、本当のところサービス提供者目線で考えると稼げるのでしょうか?

そこで評判や特徴について独自にまとめてみました。キーワードは「専門性」です。

ココナラとは

ワンコインから似顔絵やサイト制作をお願いできるクラウドソーシングに近いサイトと捉えてもらって構いません。
比較的安価なサービスが多いので「プロ」にサービスを受けられる場として、近年流行の兆しを見せています。

どんなサービスがあるの?

サイト制作から占い、悩み相談、ライティングなどが挙げられます。特に盛り上がっているのが「占い」カテゴリです。
タロット占いから占星術までありとあらゆる占い師が在籍しています。

私も一度占い師として活動していましたが、占いジャンルは飽和しきっているので、かなり集客には手こずりました。

またWordPressやWebデザインなどは人気ジャンルなので、いわゆる「専門性を持つ人」にとっては、まだまだブルーオーシャンと言えるでしょう。

評判はどうなの?

サービスの提供者側としては人気を得るとユーザー確保も簡単なので概ね評判はいいようです。
しかしサービス自体もピンキリなので、例えば「LPデザインを頼んで見当違いのものが出てきた!」という不満も見かけます。
しかし、報酬に見合った仕事をするのがサービス提供者なので、お金をきっちり払えばそれなりのもは納品されると言えます。

プロは他のクラウドソーシングサイトで稼ぐのに対し、ココナラにおいてはビギナーの腕試しサイトのような感覚です。

ココナラでの出品で一番大切なのは……

ユーザーによる評価です!評価が高いと自分の案件に人が集まってきます。以前は無料枠でユーザーを十分確保し、値段を上げていくのがセオリーでした。

しかし、今はココナラの規約改定で「無料でサービスを提供する」ということはできなくなり、評価が貰いにくくなりました。以前はサービスの無料提供を経てプロ入りするのが常套手段でしたが、今はそのような機能がなく最低でも1サービスに対して500円払ってもらわないといけません。

ココナラは稼げるのか!?

はっきり言います!「普通にしてては稼げません!」

というのもただ単に「ホームページ1万円で作成します」というサービスがあっても「5,000円で作ります」というライバルには負けてしまいます。

そこで必要になってくるのがポートフォリオと独自性です。「徹底的にヒアリングシートを活用してブログテーマ作ります」とか「WordPressの導入も代行します」という付加価値を付けてあげると、案件も買ってもらいやすいです。

自分にしかできないことを探して「+1」することが大切だと言えます。

ココナラで稼ぐようになるには

専門性や特異性、お得さ、サービスの充実度が必要です!特にサービスの充実さは大事です!

初めは格安に設定したほうがあとあと楽

どこの馬の骨か分からんデザイナーの案件なんか普通買いませんよね?でも「購入しようかな?」と思わせる項目が一つだけ存在します。

それが「価格」です。

実績も何も持ち合わせてないうちは、いくらポテンシャルや自信に満ちあふれていても、いきなり「1万円で作ります!」といったところで誰も見向きもしません。
ここは最低金額の500円からスタートさせてファンをたくさん作ることから始めるといいでしょう。

サービスの充実度とは?

例えば「サイトを制作します!」+「一発でAmazonアソシエイトに通るようにコンサルします!」とか、「SEO対策についてのマニュアルを差し上げます」など、サービスの充実度を図りましょう。

ココナラも他のクラウドソーシングサイトと同じく、プロがゴロゴロいます。
そのような人たちに正攻法で挑んでも、デザインの質やクオリティーに負けてしまうかもしれません。

ごまんとあるサービスがある中で、自分の色を見つけ自分の得意を抱き合わせして提案しましょう。

サイトを運営しつつ流入元を作る

正直ココナラ内だけでは集客力は乏しいです。ではどのようなところでお客さんを確保するかというと「自分のサイトやブログ」です。

ココナラでは自分のサービスのリンクを作ることができ、当然WordPressなどのブログツールの貼り付けにも対応しています。
例えば自分のブログを育てながら「サイトを制作します」とブログで宣伝するとサービスが露出する機会が増えますよね。

このようにココナラ内だけで顧客を取り合うのではなく、新しい間口を設置することによって「自分だけの顧客」を得ることができます。
しかもその顧客はあなたのセンスや技術を理解した上でサービスを買ってくれるので、リピート率も高いと言えます。

注意点:飽和しているジャンル・需要が無いジャンルには手を出さないほうがいい

例えば、占いサービスなんかはもう占い師だらけで「誰に頼めばいいの!?」と戸惑うくらい飽和しきっています。
また「ロゴを制作します」や「似顔絵描きます」という案件もほぼほぼ素人が手を出すには難しいフィールドでしょう。

「じゃあ悩み相談サービス!」を作ろうと思う方も多いと思います。しかし悩み相談サービスも需要と供給のバランスが崩れています。
自分の知られたくない情報を赤の他人に話す人は少ないと思います。その結果、悩み相談ジャンルはかなり過疎ジャンルになっています。

では、どのようなサービスがいいの!?と思いますよね?
それが「デザイン・コーディング」案件です。
「WordPressが気になるけど導入方法が分からない!」
「表示が崩れてしまった!」
「動きがおかしい!」
などWeb案件は様々な問題を抱えた人がやってきます。PC触りたての人が「教えて欲しい!」と依頼してくる状況もあり得るんです。

そのような方の悩みを受け止めるようなサービスを提供すると、いい評価も付き、また違った新しい収入源が発掘できると思います。

まとめ

ココナラに関しては報酬面では波に乗るまでが大変です。そして自分よりもレベルが高い人もいっぱいいます。
「じゃぁ何をすればクライアントに喜ばれるか」を必死に考えてみましょう!
ココナラもランサーズも本業も副業も「相手を喜ばす方法」というポイントは常にくっついてきます。

もしランキングに載ることができたら、勝手にクライアントが集まってくる可能性も大有りなので、地道に作業を続けることが大切と言えますね。

【ココナラ】