クラウドソーシングで未経験者が初めに取るべきライティング案件とは
2020年4月9日
時間も場所も自由で働ける新しい働き方で話題のクラウドソーシング。
現在、働き方改革で副業が推進されている企業も増えていることもあり、クラウドワークスやランサーズなど仕事を発注したいクライアントと受注したいワーカーを結ぶクラウドソーシングマッチングサイトも増えてきました。
これらのクラウドソーシングサイトを見ると、実に多くの職種があり、初心者だと何から始めたらよいのか分からないものです。
そこで、今回はクラウドソーシングで初心者が始めにやるべき案件をおすすめしていきたいと思います。
クラウドソーシングには、例えば
・デザイン
・ネーミング
・データ入力
・プログラミング
・翻訳
などさまざまな職種が存在していますが、そのなかで初心者でも始めやすくおすすめなものが「ライティング」です。
ライティング作業なら
・とにかく案件数が多い(選びやすい)
・ジャンルも多く、とりかかりやすい案件を見つけやすい
・語彙力が付けられるので、本業がある人でもスキルアップにつながりやすい
・レベルを上げれば比較的簡単に高収入案件を受注しやすくなる
などのメリットがあるためです。
このようにライティング案件と一言でいっても、さまざまなジャンル、文体のものが存在しています。
では、クラウドソーシング未経験者の場合、どのようなライティング案件から始めるべきなのでしょうか?おすすめのライティング案件を紹介していきます。
クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトを覗いてもらえばすぐに分かりますが、ライティング案件だけでも、ものすごい数が存在します。
2019年4月1日現在でクラウドワークスの「ライティング・記事作成」のジャンルを見ると、1,000件以上の案件が存在していました。
そのなかからまず未経験者の方が見積もりを出したい案件は、ズバリ「とにかく自分の好きなジャンル」です。
例えば、
・パソコンやスマホなどのガシェット記事
・観光名所のおすすめスポットを紹介する記事
・美容健康記事
・スポーツ(選手を含む)記事
などありとあらゆるジャンルがあるといっても間違いではないでしょう。こららのなかから自分の好きなジャンル(趣味となっているようなもの)を選んでみましょう。
自分の趣味のような好きなジャンルであれば、やはり単純にスラスラと書けるからです。
やはりお金をもらって依頼されたライティング案件をこなすことは、少なからずプレッシャーもかかりますし、なかなか筆が進まないものです。ライティング作業未経験者なら尚更です。
ですので、まずは好きなジャンル、得意としているジャンルのライティング案件は無いか探してみましょう。
クラウドワークスなどでは、ジャンルごとに検索窓があるので、そこにライティングしたいジャンルを打ち込めば、意外なほど大抵のライティング案件は存在するものですよ。
個人的な話ですが、スポーツ観戦が好きなのですが、スポーツに特化をしたライティング案件を請け負うことで、よりスポーツに詳しくなりました。
日頃テレビなどで観ているだけでは掘り下げないような内容までライティングを行う事で調査、リサーチしますので自然と詳しくなるものです。
そのため、スポーツに関してライティング案件を多くこなしていくうちに、よりスポーツに詳しくなり、スポーツ観戦での見方も大きく変わり、より没頭して楽しめるようになりました。
このように趣味を活かせるようなジャンルのライティングは、より長く継続して仕事を請け負いやすく、長くやることは単価アップにも、スキルアップにもつながるので、おすすめなのです。
クラウドソーシングサイトを見ると、例えば
・化粧品の使用クチコミ
・マイホーム購入、売却体験談
・クラシックコンサートやイベント・発表会・演奏会の衣装に関する体験談
・薄毛治療やダイエットなどの体験談エピソード
などがライティング案件で募集されていました。
体験談のライティングは、上記の好きなジャンル同様、自分が体験したことを書くだけなので、とても取り掛かりやすいのです。
また、例えば「薄毛」や「ダイエット」など他人には知られたくないような情報は、イコール多くの人が知りたがっている情報でもあるので、匿名で作業が可能なクラウドソーシングが重宝されており、また需要が多く請け負う人が少ないため単価も高い傾向があります。
新しく始まる(始まった)ドラマや、現在話題となっている映画のあらすじやキャスト・スタッフ紹介、感想などをまとめたライティングも未経験者におすすめ案件です。
特にドラマ好き、映画好きの人だったら、多かれ少なかれ作品に対しての感想を持っていたり、より深堀りをするためにホームページなどでキャスト情報を見たりしますよね。
それをまとめることでライティングができるわけですから、好きな人には趣味を活かせるやりやすい案件といえます。
ライティングを行う事で、ドラマや映画を深堀して鑑賞ができ、より楽しめるメリットも大きいですよね。
特に、連ドラが始まる1か月前などからは、ドラマライティング案件が多く募集しているので要チェックです。
辞意ネタや芸能や今、話題になっているようなトレンドブログなどのライティングもおすすめです。
時事ネタやトレンドネタはネット上に膨大な情報が転がっているので、リサーチしやすくライティングを始めやすい特徴があるためです。
クラウドソーシングサイトを見ると、文字数は500文字程度のものから10,000文字を超えるような案件までさまざまなものがあります。
10000文字といっても、ライティング未経験者ではピンときませんが、原稿用紙1枚分が400文字なので、特に未経験者、初心者だと意外と400文字書くのも大変だったりします。
確かに文字数が多い案件の方が単価は高いですが、はじめから高いハードルを設けてしまうと挫折しやすくなりますので、まずは1,000文字以下の少なめのものから始めると良いでしょう。
記事の文体には、大きく分けて
・口語体(いわゆる「ですます調」)
・文語体(いわゆる「ニュース調」)
とに分かれます。ライティング案件では、はじめからこの文体の指定がされている場合が多いです。ほとんどのライティング案件が複数のライターに依頼をしているため、文体を統一させるためです。
各々得意、不得意があるものですが、一般的に未経験者の方は「口語体」記事から始めた方が取り掛かりやすいです。
ライティング案件によっては、画像を挿入を指定されるものもあります。ただ、今の時代ネットから無断で取ってしまうことができないので、著作権フリー画像など意外と画像のチョイスは難しかったりします。
そのため、始めのうちは画像の必要枚数なども受注をするまえにしっかり確認するとベターといえます。
今回は「クラウドソーシングで未経験者が初めに取るべきライティング案件とは」をお送りました。
やはり、自分の好きな、取り掛かりやすいジャンルであれば、長続きできますし、単価も上がりやすいです。
なかには本業としてクラウドソーシングライターのみで生計を立てる人も増えているほどなので、未経験者の方もまずは取り掛かりましょう。